シックハウス症候群

 最近の住宅は、アルミサッシなどの利用によって気密化されている事や、使用されている建材が化学系であることから空気が汚染され、部屋の調湿が出来なくなっている。
 汚染の数値は、「室内空気環境国際会議」でも設定されているようであるが、横浜国立大学環境科学研究センターが実施した「汚染調査」によると、自然換気されない木造二階建て住宅の場合、強い臭気と多種類の化学物質(ホルムアルデヒド・トルエン等)で高濃度に汚染されている状況の試験では、竣工から3週間で外気の40倍、強制換気しても10倍残留が認められたとしている。
 高気密の部屋の「調湿」にも問題があり、多湿期間や冬季ストーブ使用時湿度が過多になり「結露」が生じる。これがダニの発生を生み、特にアレルギー体質の人に被害が大きい。又、一般の人達にも頭痛や吐き気を生じさす、これがシックハウス症候群といわれている。
シックスクールとも云われ小学校や幼稚園でも同様に被害が出ている。
 土壁などの「塗り壁」は、材料そのものに調湿性能があり防臭効果もある。又、ライフサイクルアセスメントといわれる「資源から廃棄」までのサイクルにおいても左官の資材はリサイクルを含め一酸化酸素の排出量が極端に少なく環境にもやさしい。
 多孔性の資材として「珪藻土」が注目されている。